生死

生死

 

生を知りたいと思うから死に興味を抱く
死を知りたいと思い、生を極めようとする
何も考えない人などこの世にはいないはずなのに
「考えてない人」を見た気になって「考えること」に思いを抱く

答えを持っている人などいはしないはずなのに
だからこそなのか、人は何かに頼ろうとしがちだ。

僕は考えることが好きだ。知ることも好きだ。
人間を嫌いと言っているが、見ることは好きだ。

それはきっと、僕が人間に生まれながらも
人間のことをよく理解していなくて

それなのに嫌おうと嫌いだと言うことに

自分の中の何かが反発しているからなのだろう。

人間としての生死。生き物としての生死。
世界に存在するものとしての生死。

僕はどこまで行けるのだろうか。独を、自を失わずに。

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